グランドスタッフは一生できる仕事ではないと思う3つの理由

こんにちは、元グランドスタッフのわたです。

ぼくは新卒で航空会社に入社し、グランドスタッフをやってました。ですが、これはずっと続けてられないのと適性がないと思い、すぐ辞めました。

まあ、今振り返るともう少しいるべきだったとは思いますが、遅かれ早かれ辞めていたと思うので、むしろ適性のなさに早いうちに気付けたので、良かったかもしれません。

グランドスタッフとして働いてる人の中には、ぼく以外にも早めに見切りをつける人もいます。

理由はさまざまですが、ストレスや体力的なキツさから身体を壊してしまったり、金銭的にキツいなど…どんなに頑張っても報われないからなのか、毎年、いや毎月辞めていく人が後を絶ちませんよね。

主要空港では新卒を100人近く採用する理由も何だかよく分かる気がします。ちょっと悲しい話ですが。。

ぼくは、最近周りの現役グランドスタッフや経験者の話を聞いていて思うことがあります。

それは、グランドスタッフって一生できる仕事じゃないということ。

理由については後程書きますが、それはぼく自身も現役の時に感じていたことですし、周りでグランドスタッフ経験者や辞めたいと話してる人を見ていても感じることです。

というわけで、ここから先はグランドスタッフを辞めたいと思ってる人だけ読んでください。

グランドスタッフは一生できる仕事ではないと思う3つの理由

1、給料が低く、労働との対価が見合ってない

まずは金銭面の話。仕事は楽しいと感じてる人でも、給料に関しては不満に思う人も多いでしょう。

「あんなに大変な思いをして仕事してるのに…」と恐らくほとんどの人が感じているはずですし、不満要素の一つかと思います。

「労働の対価に見合ってない」と愚痴をこぼす人も実際多いですし。友達の給料と比較して自分の給料の低さに驚きを隠せない人もいるんじゃないでしょうか。

お金は綺麗事抜きに言って誰にとっても大切。あなたが新卒1年目~入社3年目くらいなら、年収は240万~300万前後くらいのはずです。

新卒1年目の平均年収が約300万なので、明らかに低いのが分かりますよね。

ちなみにぼくも新卒で航空会社に入社した時、額面が16万弱で税金や会社の寮費など諸々引かれて手取りは11万円くらい。この金額、下手したらアルバイトの方が稼げるっていうね。苦笑

貯金もそこまでできないし、ちょっと買い物する時もお金を気にしないといけない。これって結構ストレスです。

まあ、百歩譲って1年目や2年目の若手が低いのは分かりますが、その後頑張っても成果が見えにくいし、役職に就かない限りは見返りが期待できるわけでもありません。

もちろん、お金が全てだとはぼくも思いません。とは言え、低いにも限度があるし、ぼくも転職して人材業界に身を置いてさまざまな業界や職種を見てきましたが、グランドスタッフはあまりにも低いという事実。

男女問わず、社会人になれば冠婚葬祭や交際費など突発的な出費は避けられないし、これに生活費や学生時代に奨学金などを借りていれば返済もあります。

そう考えると、グランドスタッフの給料からこれらを捻出するのは、結構厳しい生活を強いられることになります。

あなたがもし「このままの生活は嫌…」と感じるようであれば、転職も視野に入れてみてください。

転職理由はお金が理由でも、何ら問題ありませんので。実際、ぼくも転職して年収が100万以上上がりました。

補足しておくと、年収が低いままだと足元見られます。ずっと低いままだと年収を上げにくくなるので、動くなら少しでも早い方がいいということは頭の片隅に入れておいてください。

2、体力的にいつまでもできる仕事ではない

次に体力的な話。あなたもご存知の通り、グランドスタッフって体力仕事じゃないですか。

シフト制の不規則勤務で朝早かったり、空港によっては深夜勤務もあって逆に夜遅かったり、重い荷物持ったり、空港を走り回ったり…など、かなり身体を酷使しますよね。

特に、荷物を持つ機会が多いので腰を悪くする人も多いと思います。

まだ20代や30代のような若いうちはできるかもしれませんが、年齢を重ねていったら体力的に厳しくて、いつまでもできるとは思えません。

もちろん、グランドスタッフで入社しても異動はあるので、実際は現場業務だけずっとやることはないかもしれません。

ですが、異動する前に身体を壊したり、体力的にキツくて辞める人も多いのが現状です。そこまで持つかどうかという話。

また、それだけ酷使しても見返りが大きくないし、身体を壊すリスクを考えると(その上給料低い)、やってられないと思うのも無理もありません。

キツくても今後も続ける価値があると心の底から思えるなら良いですが、そうでないなら今後の身の振り方を真剣に考えてみてください。

3、専門職なのに職種自体に価値が高いとは言えない

最後にキャリアの話。単刀直入に言うと、将来性があるとは思えません。個人的には、これが一生続けられない一番大きな理由だと思ってます。

グランドスタッフは、専門職ではあるもののエンジニアのようにあまり重宝される職種ではありません。

新入社員の時にあんちょこまで作って必死に覚えた3レターや2レター、便名、端末操作などは、他の業界で経験を直接的に活かしにくいんですよね。

これが同業他社や旅行業界などに転職する場合は別ですが、異業界に転職する時にキャリアにプラスになるかと言えば、残念ながらそこまで有利になることはありません。

また、グランドスタッフは今後需要は減る可能性が高いと思います。

もちろん、なくなることはないにしても、現場業務に関して言えば、イレギュラー業務やVIPを対応する人などに留まってくるんじゃないかと。

もうすでにオンラインでチェックインができたり、主要空港には自動チェックイン機がありますよね。

要は、人が介在しなくてもよくなってきてるわけです。

あらゆる世代の人がオンラインチェックインをし、自動チェックイン機が全ての空港に普及すれば、わざわざ空港のカウンターに来てチェックインする必要はありません。

最近、巷では「AIや機械、ロボットに奪わる仕事」なんてものが話題になったりしてますよね。グランドスタッフもIT化が進めばもっと煩雑な業務すら人が介在しなくてもよくなるかもしれません。

いざ、転職するとなった時に20代であればまだ間に合いますが、30歳を超えると中々未経験で異業種・異職種の転職はハードル高くなります。

あなたがもし20代であればまだ未経験で異業種・異職種の転職は間に合います。

将来のキャリアが見えなくなってきたと感じてる人は、以下の記事で女性のキャリア支援に特化した転職エージェントを紹介してるので、参考にしてください。

 

少しでも違和感を感じるなら、早めに軌道修正しよう

総合的に見ると、やはりグランドスタッフを一生続けるのは厳しいというのがぼくの本音です。ハードルが高いんじゃないかと。

今回ぼくが書いた3つの理由は、実際にグランドスタッフを経験したことある方なら感じることでしょう。

どれか一つでも思い当たる節があり、このままでいいのかと思うようなら、早めに軌道修正することをおすすめします。時間は有限です。いつまでもあるわけではありません。

自分で変えられるものもありますが、それにも限界があるのと今回ぼくが紹介した理由3つについてはどうしようもない部分もあります。

グランドスタッフという仕事に対して誇りがあり、今後も続けていく気概あるなら良いですが、そうではないなら毎日時間を消費してるのと同じ。

あなたがもし「このままでは自分の将来に良くない」と思うなら、この瞬間から動いてください。

ここまで少し厳しいことも書いてきましたが、ぼくはグランドスタッフの人に少しでも気付きがあればと思い、こうしてブログに書いています。

今後のキャリアに向き合うきっかけになれば嬉しいです。

 

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