転職理由って色々ありますが、人間関係に関する理由が上位を占めています。
これはほとんどの人が言わないだけで、悩んでる方は多いと思います。
以下のリクナビNEXTの記事を見てもそれが分かります。
ぼくが人材会社にいた時、人間関係が理由で会社を辞めていく人をたくさん見てきました。
あなたも以下のように悩んでいませんか?
- 理不尽な要望が多く、ストレス過多でどうにかなりそう
- パワハラや陰湿なイジメや嫌がらせに遭ってる
- どうしてもウマが合わない人がいる
人間関係で辞めることに対して否定的な人もいますよね。「どこに行っても合わない人がいる」と。
人間関係で悩んでるからと言ってすぐ辞めてしまうのは考えものですが、改善の見込みがないようであれば転職も選択肢の一つにしてもいいと思ってます。
合わない人と働いて身体を壊したり、鬱になってしまう方が問題です。
人間なのでどうしても合う合わないがあるのは仕方ないじゃないですか。無理しても仕方ありません。
この記事が、人間関係に悩んで会社を辞めようか考えてる方の参考になれば嬉しいです。
無理して働いて、身体を壊すのは本末転倒
一般的には、人間関係が理由で辞めるのは良くないと言われています。
でも、それは自分が当事者じゃないからいくらでも好きなように言えますし、気持ちなんて分かるわけありません。
これ以上働いたら身体を壊す、鬱になりそうなくらいに追い詰められているようなら、早く辞めて環境を変えた方が良いです。
環境を変えて、状況が好転してパフォーマンスが上がる人もいます。まあ、こんな状況下でパフォーマンス上げろっていうのが無理な話ですが。。。
無理して働けなくなったら転職もできなくなります。
“本音”と”建前”の転職理由を使い分けよう
転職理由で、人間関係が理由で辞めたいことを面接で話すのはあまりおすすめしません。
絶対にダメというわけではありませんが、伝え方を間違えたり、面接官によって捉え方も変わるのでちょっとリスクが高いです。
人間関係が理由で辞めたいというのが本音の理由ではありますが、会社を辞めたい理由は一つだけではないかと思います。
そこでここでは、本音と建前の理由を使い分けることをおすすめします。
例えばですが、
- 他にやりたいことができた
- もっと年収を上げたい
- スキルアップしたい
など。
転職理由は、なるべくポジティブな理由に言い換えて話すのがポイントです。
転職理由の伝え方に迷う人は、転職エージェントに相談してどう伝えるといいのか、話を聞いてみることをおすすめします。
大切なのは転職理由の伝え方
人間関係が理由で辞めるのが問題ないと言っても、もちろん「上司の無茶振りがすごくて…」みたいにストレートに面接で言うのはNGです。
要は、伝え方の問題です。転職する人の8割はネガティヴな理由なので、それ自体は問題ないし、そんなことは企業側も理解しています。
というより、転職なんてそもそもネガティブな理由が圧倒的に多いし、人が転職を考えるのは、多かれ少なかれ現職に何かしら不満があるからです。
人間関係で辞めるっていうと何だかネガティブに聞こえますが、そこは気にする必要はありません。
実際に、人間関係が理由で転職してる人って結構いて、ぼくは仕事柄そういう人をたくさん見てきました。同時に転職して上手くいってるケースもありました。
中にはこういった理由で転職するのは「逃げの転職」、「どこへ行っても同じ」、「自分自身にも問題がある」と言う人もいます。一見正論のように聞こえますが、そうでもありません。
何か嫌なことがあってすぐ辞めようとするのは考えものですが、人なんてそう簡単に変えられません。
自分の接し方を変えて相手が変わるのであれば、それに越したことはありません。とはいえ、限界がありますよね。
自分で変えられるものとそうでないものもあるので、ダメなら潔くあきらめて新しい環境に飛び込むのは一つの選択肢として全然ありです。
どうしても辛いなら転職を視野に入れよう
人間関係を理由に転職を考えている人に伝えたいのは、「後ろめたさを感じる必要は全くない」ってこと。
辞めないで続けるに越したことはありませんが、これ以上働くのがどうしても辛い人は、転職も具体的に視野に入れてみてください。
恐らく、このまま働いていてもその人が辞めない限りは今の状態がずっと続くだけで良くなる可能性は低いかと思います。
世の中には何万もの会社があるので、今の会社に固執する必要はないですからね。
▼あまりにも辛い人は、一度転職エージェントに相談に行きましょう。